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パヴェル・ヅィエミアン|インタビュー#2

6人

パヴェルの滞在期間中、松戸市内に在住の高齢者の方々にインタビューを行いました。多くの経験をもつ高齢者の方の経験を踏まえ『未来』についてのお話を伺い彼の作品制作のきっかけとしました。

<質問>
1. お名前と出身地、生年月日を教えて下さい
1.5あなたの家族構成について教えて下さい(子供、孫の有無、所在など)
2. これまでの人生で、一番の思い出や経験は何ですか?
3. これまでの人生で、もう二度と体験したくない/避けたいことは何ですか?
4. もし今若い頃に戻ったとしたら、何をしたいですか?また人生のどこを変えたいですか?
5. 将来の世界や次の世代の人々は、どのようになっていると思いますか?
6. これまでの知識や経験をもとに、次の世代へ残すアドバイスを教えて下さい。
6.5. 次の世代へ残したいメッセージを一言紙に書いてください


Interview 5_MORITA Masonri
森田昌典
1934年11月11日生まれ、 現在79歳。
Masanori MORITA
Born on Nov. 11th, 1934. 79 years old.

1. 松戸出身です。妻と暮らしています。息子と娘が一人ずついます。孫は一人です。
2. 飲むことと温泉と…、はじめて大型車の運転免許をとったときは嬉しかったです。戦時中にたべたご飯も良い思い出です。6歳ぐらいの頃だったから、どんなに事態が深刻か分かっていなかった。防空壕の中でお餅を食べることはとても楽しかった。
4. 家族が選んだ許嫁がいたが断った。彼女を選んでいたら大金持ちになれていたかもしれないね。なぜなら彼女の家は裕福な農家だったから。どっちが良かったのかなんてわからないけどね。
5. 将来車は変わるだろうね。瞬間移動みたいにひとがある場所からある場所へ一瞬で移動できるようになるかもしれない。言葉を使わずにコミュニケーションできるようになるといいと思う。世界中の人々がお互いに話せるようにね。でも他人の心まで見えるようになってしまっては良くないね。妻が飲みたいなと思った頃にお茶を淹れてくれるのはまた別の話だから。

Interview 06 Kanji DEGUCHI
出口貫治
1945年4月6日生まれ、 現在68歳。
Kanji DEGUCHI
Born on Apr. 6th, 1945. 68 years old.

1. 東京都葛飾区出身です。妻は無くなったので息子と住んでいます。娘と11歳になる孫もいます。
2. 55年前、私は5人のガールフレンドがいました。当時病気で入院してしまったんですが、彼女らが病院までマッサージに来てくれ、それがすごく良かった。当日自分のようにスポーツカーに乗っているなんてとても珍しかった。彼女たちは妻になるべく自分にとても良くしてくれた。16年前に妻がなくなってからは本当に何も良いことがない。
3. 妻が生きていた頃はすべてが上手く行っていた。妻が死んでから先物取引で財産も失ってしまった。
4. 5人の彼女と付き合うことはとても大変だった。
5. ドラえもんのような世界になるんじゃないかな。

Interview 07 RIKU Satou
佐藤リク
1938年3月10日生まれ、現在75歳。
Riku SATO
Born on Mar. 10th, 1938. 75 years old.

1. 陸軍記念日に生まれたのでりくと名付けられました。2人の息子がいて二番目の息子と暮らしています。長男は宇都宮に住んでいます。3人の孫がいます。
2. 岩手出身で、集団就職で東京に出てきたことが良い思い出。月に一回、同郷の人々が集まって食事をするのも楽しかった。
3. 最近腕の骨を折ってしまってそれがたぶん人生最悪の出来事です。
4. 自分の人生はとても幸せだったから何も変えたくない。
5. 戦争がまた起こるような気がする。

 

Interview 08 ebihara
海老原元一
1942年1月1日生まれ現在72歳。
Motokazu EBIHARA
Born on Jan. 1st, 1942. 72 years old.

1.松戸出身です。妻と二人暮らし。一人の息子と孫がいます。
2.20歳のころ、同僚と過ごした時間がとても良かった。カフェやスキーに行ったり、いろんなことを一緒に楽しんだ。
3.10歳の頃に溺れてとても怖かった。
4.機械設計をしていたが、もし若くなったとしたら建築の勉強をしたい。
5.中国が怖い。

Interview 9 toriumi
鳥海昇
1934年3月11日生まれ、現在80歳。
Noboru TORIUMI
Born on Mar. 11th, 1934. 80 years old.

1. 妻と暮らしており、息子の家族は通りの向かい側に住んでいます。3人の孫がいます。新宿に住んでいる娘もいて、そこにさらに3人の孫もいるので、合計で6人の孫がいます。
2. 家族は米店を営んでいたのですが、戦時中のため営業禁止になりました。父は市の職員になりました。なので千葉大学を受験したのですが、合格したときは嬉しかった。けど実際の一番の良い思い出は戦時中に缶詰のソーセージを食べたことです。
3. 兄弟を乗せて運転していて交通事故に遭ったこと。ダンプカーと正面衝突した。怪我は大したことなかったが車は大破してしまった。
4. 父親から米店を継がされたから、大学を卒業してもそこで学んだことはあまり活かせなかった。旅をするのが好きだから、いまよりももっと世界を旅したい。
5. 日本は原爆の落とされた唯一の国。このことを私達は二度と繰り返してはいけない。

Interview 10 INABA
稲葉八朗
1941年3月6日生まれ現在74歳。
Hachiro INABA
Born on Mar. 6th, 1941. 74 years old.

1. 妻と暮らしています。4人の子供と4人孫がいます。
2. 飛行機を操縦するのが好きなので、1977年にはじめて飛行機を操縦したことです。
3. 飛行機を操縦するのを好きになるべきではなかった。アートとか、他のものに興味を持っていたら、自分の人生は変わっていたでしょうね。
4. 勉強したい。違う仕事に就きたい。ギャラリーを運営するのもいいね。松戸駅周辺のこれまでの変化は好きになれない。松戸のまちづくりはうまくいっていないんじゃないかな。
5. 今の世界は創造もできなかった。こんなにも早くコンピュータが進化するとは思ってもみなかった。だから将来どうなるかはわからないは、限られた地球の資源のことが気にかかる。人類はどう資源を守るか考えるだろうが、放射性廃棄物は大きな問題になるだろうね。
6. 農業をして欲しいと思う。自分の孫には、自立して生きてくれればそれで良い。若い世代の人々には欲張るな、と伝えたい。

During Pawel’s stay in Matsudo, he interviewed various elderly residents of the city. Those interviewed were asked to discuss “the future” in light of their many past experiences, and Pawel used their responses as artistic inspiration.

Q

1. What is Your name? When and where have You been born?
2. What is Your best memory, best experience?
3. What is the experience in Your life, You would like to don’t have, to avoid, to skip?
4. If You would be young again what would You do? Would You change anything?
5. What do You see in the future? What future You see for next generations?
6. According to Your knowledge and experiences, What is Your advice for next generations?