ジュルス・ガブス
Juls Gabs
2018.07

展示《民話の川》ではジュルス・ガブス(1989年、スペイン出身)とヤリ・アリソン(1988年、カナダ/香港出身)が松戸に滞在しながら制作した作品を発表します。築百年の古い日本家屋に設置することで、訪れた人々は今起こっていることと、世界中の太古の民話との繋がりを見つけられるでしょう。ぜひ建物が持つ時間の流れにも耳を傾けてみてください。
ジュルス・ガブスによる作品は、スペインの老女がキリストの壁画をオリジナルの作品とは全く違うものに復元してしまった事件(作品名:この人を見よ)から着想を得て制作しています。その事件から彼女は、スペインには歴史的芸術に対して尊敬の念を払う態度が欠如していると感じるようになりました。この事件はそれ以来大変注目されており、観光客も多く訪れるほどになりました。そういった社会的皮肉や文化軽視、インターネットにおける様々な現象に対し、カトリックにおける逸話や儀礼を参照しながら、ジュルスは作品を通じて批評的に応答しています。
Instagram: @julsgabs
website: www.juliagabilondo.com
ヤリ・アリソンによる映像作品は、自給自足や非成長(成長限界のジレンマに対する政治や経済における新しい考え方)とはまた別の考えの想像を促し、歴史的な場所における過去の記憶と呼応しながら、人々を新たな空想の世界へと導きます。作家自身の過去や神話、現在の文化、それらが絡み合いながら、フェイクニュースのような形式をとり表現されています。映像では、実験的な手法をとりながらも、時間軸上の断片によって作家の物語が映し出されていきます。
Instagram: @yarliallison
website: www.yarliallison.com
アーティストは共に現在はイギリス、ロンドンを拠点に活動中。
日時:2018/07/21(土) 11:00-16:00
会場:隠居屋 IN kyo-Ya
住所:千葉県松戸市南花島中町196
入場:無料
アーティスト:アーティスト: ジュルス・ガブス、ヤリ・アリソン
主催:PARADISE AIR、Omusubi不動産
助成:文化庁(平成30年度 文化芸術創造拠点形成事業)、松戸市
2018.07.19