PEOPLE

ウーカシュ・スロヴィエツ
ŁUKASZ SUROWIEC

photo by Marcin Kaliński

1985年ジェショフ生まれ、カトヴィツェ在住。クラクフ美術アカデミー彫刻科卒業、ベルリン芸術大学でも学ぶ。様々な手法を駆使する芸術家、彫刻家、パフォーマー、映像作家、公共空間におけるインスタレーションを制作し、政治的芸術、参加型の芸術とも関連する。社会的、政治的関心を持ち、自らの制作姿勢が古典的な範疇や、今日の社会的条件下での人間の状態を探求するインターメディア領域という範疇に含まれることを拒んでいる。スロヴィエツは、既に過去へと葬り去られつつある歴史を含め、社会的に疎外された集団や、その問題に注目しようとする。2017年には「展望」コンクールの最終選抜者に選ばれ、ザヘンタ(ワルシャワ)で反ファシストのために、舗装された石や野球のバット入りの優雅な衣類やアクセサリーによるブティックを開いた。それぞれの衣服は、現金(非常に高価)もしくは、抗議デモに参加した証拠を提示することで得られるクーポン券で購入可能であった。2011年にスロヴィエツは《ベルリン―ビルケナウ》というプロジェクトを企画し、アウシュビッツ=ビルケナウ絶滅収容所跡からベルリンの公共空間へ数百本の木を移植した。本作品はベルリン・ビエンナーレ2012のために制作されたもので、観客はビルケナウからもたらされた木を家へと持ち帰り、好きな場所に植えることができた。国内外の多数の展覧会に参加、ポーランド文部省奨学金獲得。