[トーク] 蒔かれた種、これからの話+出張版!スタジオヴィジット

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仙台在住のキュレーター長内綾子さんといわき在住のアーティスト藤城光さんをゲストにお迎えし、オープンディスカッション形式のトークイベント『蒔かれた種、これからの話』を開催します。

震災以後、アーティストたちが様々な形で復興支援活動を起こしました。
ボランティアと一緒に泥かきをしたアーティスト、被災地の風景を表現したアーティスト、被災者の心を救う歌を歌ったアーティスト、写真や映像を使って現状を記録したアーティストなど、その活動は様々で、現在も継続中のものも少なくありません。
第一部では、震災後仙台に拠点を移し活動する長内綾子さんと、いわき市を拠点に活動する藤城光さんのそれぞれの活動を紹介いただきます。それらの活動は、未来に向けて蒔かれた種であり、後世に伝えるべき重要な芽だと感じます。
第二部では、PARADISE AIRに滞在中のアーティストパヴェル・ヅィエミアンが松戸で制作中のプロジェクトも題材にしながら、誰でも参加できるオープンディスカッションを行います。

日程|2014年2月22日[土]18:00~20:00
会場|松戸三丁目東自治会館(住所:松戸市松戸1358)
定員|20名程度(予約優先)
料金|無料

※本イベントは松戸に滞在中のポーランド人アーティスト、パヴェル・ヅィエミアンが震災にまつわるリサーチを深めるために実施されますが、どなたでもご参加できます。ぜひお気軽にお越し下さい!

※17:00より「出張版!スタジオヴィジット」として、パヴェル・ヅィエミアンの作品紹介を長内さん・藤城さんと一緒にご覧頂くことができます!

 

<ゲストプロフィール>

長内綾子|OSANAI Ayako
1976年北海道生まれ。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒。フリーランスのデザイナーとして活動の傍ら、2004年、アーティストの岩井優らとSurvivart(サバイバート)を立ち上げ、トークや若手アーティストの展覧会を企画。一方で、日韓交流展「POINT」(韓国:Alternative Space LOOP、日本:京都芸術センター)、「Re:Membering」(韓国:Doosan Art Center 他)、大邱写真ビエンナーレ2012(韓国大邱市)ではアシスタント・キュレーターを務めた。また、3331 Arts Chiyoda プレオープン時よりプログラム・コーディネーターとして携わり、2011年9月に離職。震災以降、毎月東北を訪れる中で、復興へと向かうまちや人々の営みに関心を持ち、そこへ自身の身も投じてみたいという思いから、2011年11月仙台へ移住。コーディネーター、アートディレクター、デザイナーなど、その場に応じた役割で日々の生活を送りつつ、自宅の一軒家を『全部・穴・会館<ホール>』と命名し、アーティストのためのレジデンスのほか、不定期でトークイベントなどを行っている。 http://sendai.survivart.net/

藤城光|FUJISHIRO Hikari
埼玉大学教養学部卒。グラフィックデザインやドローイング、インスタレーションなどの制作活動をしている。
2010年、ROCKETにて個展。その後、3331でのスタジオシェアやアートプロジェクト等に参加。2011年、移住先の福島県いわき市にて震災を体験し、ふくしまの声を残すプロジェクト”PRAY+LIFE”(http://praylife.net)を始めた。また、2013年より未来会議inいわきの立ち上げに関わっている。

http://www.star-fish.jp

パヴェル・ヅィエミアン|Pawel Dziemian
アーティスト。1983年生まれ、ポーランド出身。ロンドン在住。
ポズナン美術アカデミー(現在は大学)で絵画、彫刻、グラフィックを専攻。その後同大学院でマルチメディアコミュニケーションを研究、美術の修士号を取得。現在はイギリス・ロンドンを拠点として、主に映像メディアを扱った作品制作に取り組んでいる。
現在、PARADISE AIRにて滞在制作中。

企画=中島佑太(PARADISE AIR)

 

<参加お申込>

お申込みは必須ではありませんが、人数把握のために事前申込をお願いしております。
またお申込みの上でご来場いただいたお客様を優先的にご案内いたします。予めご了承下さい。
お名前と人数をご連絡下さい。
E-mail: info[a]matsudo-artline.com
TEL:047-710-5861

 

このトークイベントは、PARADISE AIR CROSS STAY Program 2013の一環で行われています。

2014.02.12

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