[トーク] イタリアの現代音楽家・ヴァレリオ・サニカンドロを迎えて

, 13:30〜15:00
東京藝術大学千住キャンパス 3F スタジオA
80人
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イタリア出身の現代音楽家ヴァレリオ・サニカンドロを迎え、東京藝術大学にて特別講演を開催しました。ヴァレリオは、指揮者や研究者としても活動しながら、「空間」をテーマとした数々のライブ・エレクトロニクス作品を作曲してきました。「空間」のもつ様々な側面を、音楽を通じて探求するその経験や思考を、これまでの様々な作品を紹介しながら語りました。

日時:2018年12月16日(日) 13:30 ~ 15:00 (開場 13:00)
場所:東京藝術大学千住キャンパス 3F スタジオA
ゲスト:ヴァレリオ・サニカンドロ(作曲家)
モデレーター:庄子渉
企画:PARADISE AIR

プロフィール:
ヴァレリオ・サニカンドロ|Valerio Sannicandro
イタリア出身の作曲家、指揮者、研究者。ベルリンにて音楽学の博士号を取得し、イタリア、ドイツ、フランスを主な活動拠点とする。空間という概念に着想を得ながら、ソロからオーケストラなど、声やライヴ・エレクトロニクスを多く用いた演劇的な作品を幅広く制作している。最近の手がけた作品としては声、ビオラ、ライヴ・エレクトロニクスを用いたFinesterrae(2016)、パリのポンピドゥ・センターからの依頼を受け制作した2つの音楽ホールを使い展開するアンサンブル作品lus Lucis(2006/2007)など。2002年と2010年にはAkademie der Berliner PhiharmonikerによるMusica Viva MunichにてClaudio-Abbado-Kompositionspreis(作曲賞)、2000年にFerienkurse DarmstadtにてMusikpreis(音楽賞)を受賞。その他、ヴェネチア・ビエンナーレやドナウエッシンゲン音楽祭(ドイツ)においてもコミッションワークを手がける。

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庄子渉|Wataru Shoji
音楽家、アートコーディネーター/プロデューサー。1987年、仙台市出身。2010年、東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科卒業。専門はコンピュータ音楽/インプロヴィゼーション。在学中、音楽家や建築家とともに古民家を改装したアートスペース「おっとり舎」を立ち上げ、国内外のアーティストを迎えて様々な公演や展示の企画、制作を行う。2013年より、アーティスト・イン・レジデンス「PARADISE AIR」を立ち上げ、アーティストや行政、住民と協働しながら、地域資源を活かした創造的なまちづくり「暮らしの芸術都市」に取り組んでいる。https://admin.paradiseair.info/

2019.01.24

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