松戸の街と詩のワークショップ

-
PARADISE AIR
8
Photo of the article

PARADISE AIR×THEATRE for ALL
詩人・大崎清夏さんと一緒に体験する松戸の街と詩のワークショップ

PARADISE AIRとバリアフリーと多言語で鑑賞できるオンライン型劇場『THEATRE for ALL』がコラボレーション。中高生から大人を対象にした「街と詩のワークショップ」を開催しました。

詩人の大崎清夏さんをゲストに迎え、オリジナルの詩の創作にチャレンジする今回の企画。参加者の方は、普段から詩を書いている方や普段はあまり詩を意識していない方など、詩にまつわるアプリーチはそれぞれ。ワークショップのはじめに「好きな詩」や「詩ってなんだろう?」といった詩にまつわるイメージを考え、THEATRE for ALLで公開中の美術家・毛利悠子さんの作品に大崎さんが詩を書き下ろした映像作品「I/O」を鑑賞し、作品から言葉を考えることの裏側を大崎さんからレクチャーしていただきました。

その後、PARADISE AIRのコーディネーターとともに松戸の街に出かけ、言葉を集めていきました。場所にまつわるエピソードやその場所の音をもとに、感じたことを言葉にしてPARADISE AIRオリジナルノートに書き溜めていきます。最終日には純喫茶 若松にて創作した詩を朗読しする発表会を開催し、参加者それぞれが松戸で感じたエピソードをもとに力作ぞろいの詩が完成しました。

詩に対して「言葉が内側から湧き上がってくるというイメージを持たれることが多い」とおっしゃっていた大崎さん。言葉というのは普段の生活のまわりにあるもの。それをどのように見つけ、詩にしていくか。その大切な視点を大崎さんから学び、ワークショップを通して参加者の皆さんがじっくり言葉と向き合う貴重な2日間となりました。

THEATRE for ALL

日本で初めて演劇・ダンス・映画・メディア芸術など様々な作品を、音声ガイド、バリアフリー字幕、手話通訳などの手法でバリアフリー対応、多言語翻訳に取り組むオンラインの劇場。作品に紐付き、解説動画や鑑賞前後のワークショップなどのラーニングプログラムも開催。

詳細▶︎https://theatreforall.net/

2022.03.26

PEOPLE