イヴァナ・トカルチッチ
Ivana Tkalcic
2024.06

現在ショート・ステイプログラムで滞在中のアーティスト、イヴァナ・トカルチッチによるアーティスト・トークを松戸市民会館プラネタリウム室で行ないます。宇宙の探求と芸術の融合をテーマにした作品制作を行う彼女が、ポーランドの欧州宇宙機関アナログ宇宙飛行士トレーニングセンターでの生活シミュレーション体験を通じて得た、宇宙での暮らしの実践的な知見と芸術的探求を紹介します。
実はPARADISE AIRがイベント会場としてプラネタリウム室をお借りするのは初の試み。漫画『宇宙兄弟』でも取り上げられた「宇宙生活のシミュレーション合宿」をアーティストとして体験したその話を、松戸で一番ふさわしい場所で紹介できる運びとなりました。科学と芸術が交差するユニークな視点で宇宙の可能性を探る、今回限りの特別なイベントです。どなたでもお気軽にご参加ください。
日程:2024年6月25日(火)
時間:15:00~16:30 (14:45開場)
場所:松戸市民会館プラネタリウム室
住所:松戸市松戸1389番地の1 松戸市民会館4階 MAP
登壇:イヴァナ・トカルチッチ
通訳:春川ゆうき(日本語 – 英語)
参加無料・予約不要・定員80名
今回のアーティスト・トークは「Astronaut(s) without a Spaceship(宇宙船なしの宇宙飛行士)」プロジェクトに焦点を当て、ポーランドにある欧州宇宙機関のILEWG EuroMoonMarsイニシアティブの一環であるアナログ宇宙飛行士トレーニングセンターでの経験を共有し、宇宙探査のコンセプトに深く踏み込み、芸術と科学の交差点を探ります。
私は月面基地での生活をシミュレートする、過酷な一週間の宇宙飛行士トレーニングへの参加しました。このシミュレーションには酸素濃度の低下、日光の不足、資源の制約、継続的な作業スケジュールなどが含まれ、宇宙での生活の現実的な体験から得た洞察をご紹介します。
また、トレーニング中およびその後に行った芸術的探求についても話します。そこでは芸術的実践と科学的探究を統合することに焦点を当てます。参加いただく皆さんにも、アーティストとして月面生活シミュレーションに参加した体験について、独自の視点を共有できれば幸いです。
2024.6.16 イヴァナ・トカルチッチ
2024.06.18