中村悠一郎
Yuichiro Nakamura
2025.02 - 2025.03


PARADISE AIRに滞在するアーティスト達が、松戸での滞在をひらくオープンスタジオ「PARADISE HOUR」。
本イベントは、2025年2月から3月にかけて滞在したヴァレリヤ・コプツェヴァ、中村悠一郎、ピア・グラフの3名により開催されました。
「TOUCH JAPAN PROJECT」(※)を通じてウクライナから3年越しの念願が叶っての来日となったヴァレリヤ・コプツェヴァは、ダンスの経験を元にした自由に身体を動かすワークショップを実施。参加者は、自身の身体のパーツにかかる体重や、身体の感覚を意識しながらパートナーとの接触を繰り返すことで即興的に身体を動かす、振付によらないダンスを体験しました。
中村悠一郎は、滞在中に設立したオンライン美術館をお披露目。そこで展示を行う10名のアーティストの作品や手法についての紹介を行いました。
ピア・グラフは、日本の暗黒舞踏からインスピレーションを経て、同時期に滞在したダンサーのヴァレリヤ・コプツェヴァをモチーフとした「動き」がテーマのアニメーション作品を上映。日本でよく見られるポケットティッシュによる広報活動に興味を持った彼女は、来場者にアニメーションをデザインしたポケットティッシュを配布しました。
当初は春雨橋親水広場を使っての屋外プログラムを予定していましたが、この日は雨天のため、内容を一部変更し、PARADISE AIR内での開催となりました。
(※)日本各地のアーティスト・イン・レジデンスが連携し、紛争などにより制作活動に影響を受けているアーティストを支援するプログラム。
日程:2025年3月16日(日)
時間:13:00 ‐ 16:00 (ワークショップ 13:00−/アーティストトーク 15:00−)
参加:無料
会場:①PARADISE AIRラウンジ、②ハマトモビル入口
住所:松戸市本町15−4 MAP
参加アーティスト:ヴァレリヤ・コプツェヴァ、中村悠一郎、ピア・グラフ
協力:坂川ながるるプロジェクト
アーティスト:ヴァレリヤ・コプツェヴァ
時間:13:00 − 14:30
会場:PARADISE AIR ラウンジ
言語:英語(日本語の補助あり)
参加方法:参加予約の上、会場に13時集合
定員:15名
ダンサーとして活動するヴァレリヤ・コプツェヴァによる、自由に体を動かして即興的にダンスを体感するワークショップを「フリームーブメント・プラクティス」と題して実施します。ストレッチの要素も含みつつも、だんだんと自由に参加者が体を動かしていきます。小さなお子さんから大人まで、さらにダンスの解釈の幅を広げたい方など、どなたでもご参加いただけます。動きやすい服装でご参加ください。
アーティスト:中村悠一郎
時間:15:00 − 16:00
会場:PARADISE AIR ラウンジ
中村悠一郎は、今回の滞在制作で、10名によるウェブサイトによるオンライン美術館を設立しました。その美術館にアーカイブされているアナログ・デジタル系平面、映像、実験音楽の作品の展示を行います。
アーティスト:ピア・グラフ
時間:13:00 −
会場:
①PARADISE AIR 5階
②ハマトモビル入口 ※②のみ3月18日(火) 12:00までご覧いただけます
本アニメーションは、同時期に滞在しているヴァレリヤ・コプツェヴァのパフォーマンスを基にしたダンスの動きを描いています。トラウマや自己の断片化、癒しをテーマに探求し日本の暗黒舞踏から影響をうけ、不完全なものを描き出しています。アニメーションは本イベント終了後の3月18日(火)までハマトモビル入口 サイネージにてループ上映されます。
2025.03.17



