Weed Day(雜草稍慢)
Weed Day
2023.08.30 - 2023.09.09

Weed Day(雜草稍慢)は、フォリジング(自然から食物を採集する行為)を行う二人組のアーティスト。現代の都市風景と、人間が自然とどのように関わっているかに焦点を当てて活動する。採取した雑草を使って、雑草茶など日常生活に欠かせないものを創作。採取する際に選ぶ植物はより優占度が高く侵略的な種で、在来種に生息場所を残すことで多様な植物が共生する環境を育む。二人にとって雑草とはその土地を物語るものであり、お茶もまた、台湾の日常生活において欠かせないものである。 Weed Dayにとって雑草茶は、人々が環境を考え、その多様性に気づくきっかけとなる対話の始まり。二人が作るお茶は、その土地で育つ植物(通常は20種類以上)を使い、その組み合わせは作るたびに異なる。これにより、都市でさえも多様な植物が共存していることを示し、さらに、人々にそのことを認識させるために使用した植物の種類を毎回記録している。二人は人々に、私たちの健康な生活が微生物や昆虫、植物、動物に依存していることを理解してほしいと願う。
韌性門 Anyweedy Door (2021)
雜草町 Grassland
北投 Ki-pataw (2019)
Nurtured by Mother Earth (2020)
相思與相思之間 Between love and love (2020)